最近仕事が忙しくて書けませんでしたが、ここでひとつ。
東日本の震災については、ニュースを見て唖然としました。
津波に飲み込まれて行く家々や車。
地形ごと何もかもが変わってしまった場所。
そして、失われた命。
被災地で負傷された方々、ご遺族にお悔やみ申し上げます。
自分も職場の元同僚が宮城の出身で、一年以上連絡を取っていなかったのですが、地震のことが心配で、翌日にメールを出しました。
20日の日曜日にやっと電話が掛かって来て、本人の無事の確認が取れ、声が聞けたことでホッとしました。
が。
「家族は大丈夫? お母さんは元気?」と訊いた所(面識はあったので)、
「去年の夏に病気で・・・」という返事。
胸が締め付けられました。
この手のシチュエーションは自分にとっては初めての経験で、強い後悔の念に襲われました。何と声を掛ければいいのだろう。分からない。
でも本人が生きていて良かったということだけは、改めて伝えました。
他の家族や家は無事とのことで、それどころか逆にこちらの心配までされるほど。
「そっちでも地震あったでしょう?」と。
しっかりしなきゃいけないのはこちらも同じか、と強く感じた瞬間です。
放射能。電力。食料。ガソリン。
問題は山積みで、今は混乱状態の最中にある。
多くの人が暮らしながら、しかし電車の本数は限られ、計画停電の影響も受ける東京。
大企業の本社が続々と、首都脱出に向けて動いている。
西日本へ、もしくは海外へと移転。
そんな状況の中でCMのスポンサーはおらず、
国内では一番金銭的損害を被るであろうマスコミ。
専門家の意見を信用せず、独断と偏見に基づく私見で動く国民。
連日の報道を見ていて思ったのは、専門家が信用されないのは基準が曖昧糢糊としているからではなく、寧ろ言語が原因かなと。
~だと思われる、~かもしれない、~だろう、~のはずだ。
断定的な表現はあまり使われない。
なぜか。
責任を被るのが嫌だからです。
医者は患者の家族知人に対し、「絶対助ける」とは言いません。
それと一緒。
でも不安ですよ。我々国民としては。
メディアの役割はいたずらに不安を煽ることじゃない。
国民に落ち着きを取り戻させること。
なら、やっぱり断定してくれなきゃ困る。安心出来ない。
「神はこの国を必ずお救い下さる」と言ってくれた方が、まだ安心出来ますね。
信頼出来るものが一つあるだけで、人は平静を保てる。
宗教は救われない世の中を救う為に出来た筈ですが、
昨今の日本からは最早消えつつありますのでね。
ただ、国民は国民の側で専門家の意見に耳を傾け、
理解を示す努力をしなければならないということも事実です。
ベクレルとかシーベルトとか、単位は色々ある。
しかし自分達に専門的な知識が無い以上、私達はスペシャリストに頼るしかない。
それでも信用出来ないと言うなら、自分達で放射線の領域に入って、どの位の濃度がどの位のレベルで人体に検出されるのかを、自分達の手で検証すれば良いんですよ。でもそれは出来ませんよね。
だから私達は彼らに従うしかないし、信用するしかないんです。
皆さん落ち着いて行動しましょう。
信じるには根拠が必要です。
が、疑うのにも根拠が必要です。
日本はまとまりの無い国だな、と今更ながらに思います。
まとめましょう。まとまりましょう。
それは本来なら菅さんの役目なんですが、今こそリーダーシップ発揮して下さいよ。
お願いしますよ。こんな時だからこそ。
何とまあ、真面目な日記(苦笑
東日本の震災については、ニュースを見て唖然としました。
津波に飲み込まれて行く家々や車。
地形ごと何もかもが変わってしまった場所。
そして、失われた命。
被災地で負傷された方々、ご遺族にお悔やみ申し上げます。
自分も職場の元同僚が宮城の出身で、一年以上連絡を取っていなかったのですが、地震のことが心配で、翌日にメールを出しました。
20日の日曜日にやっと電話が掛かって来て、本人の無事の確認が取れ、声が聞けたことでホッとしました。
が。
「家族は大丈夫? お母さんは元気?」と訊いた所(面識はあったので)、
「去年の夏に病気で・・・」という返事。
胸が締め付けられました。
この手のシチュエーションは自分にとっては初めての経験で、強い後悔の念に襲われました。何と声を掛ければいいのだろう。分からない。
でも本人が生きていて良かったということだけは、改めて伝えました。
他の家族や家は無事とのことで、それどころか逆にこちらの心配までされるほど。
「そっちでも地震あったでしょう?」と。
しっかりしなきゃいけないのはこちらも同じか、と強く感じた瞬間です。
放射能。電力。食料。ガソリン。
問題は山積みで、今は混乱状態の最中にある。
多くの人が暮らしながら、しかし電車の本数は限られ、計画停電の影響も受ける東京。
大企業の本社が続々と、首都脱出に向けて動いている。
西日本へ、もしくは海外へと移転。
そんな状況の中でCMのスポンサーはおらず、
国内では一番金銭的損害を被るであろうマスコミ。
専門家の意見を信用せず、独断と偏見に基づく私見で動く国民。
連日の報道を見ていて思ったのは、専門家が信用されないのは基準が曖昧糢糊としているからではなく、寧ろ言語が原因かなと。
~だと思われる、~かもしれない、~だろう、~のはずだ。
断定的な表現はあまり使われない。
なぜか。
責任を被るのが嫌だからです。
医者は患者の家族知人に対し、「絶対助ける」とは言いません。
それと一緒。
でも不安ですよ。我々国民としては。
メディアの役割はいたずらに不安を煽ることじゃない。
国民に落ち着きを取り戻させること。
なら、やっぱり断定してくれなきゃ困る。安心出来ない。
「神はこの国を必ずお救い下さる」と言ってくれた方が、まだ安心出来ますね。
信頼出来るものが一つあるだけで、人は平静を保てる。
宗教は救われない世の中を救う為に出来た筈ですが、
昨今の日本からは最早消えつつありますのでね。
ただ、国民は国民の側で専門家の意見に耳を傾け、
理解を示す努力をしなければならないということも事実です。
ベクレルとかシーベルトとか、単位は色々ある。
しかし自分達に専門的な知識が無い以上、私達はスペシャリストに頼るしかない。
それでも信用出来ないと言うなら、自分達で放射線の領域に入って、どの位の濃度がどの位のレベルで人体に検出されるのかを、自分達の手で検証すれば良いんですよ。でもそれは出来ませんよね。
だから私達は彼らに従うしかないし、信用するしかないんです。
皆さん落ち着いて行動しましょう。
信じるには根拠が必要です。
が、疑うのにも根拠が必要です。
日本はまとまりの無い国だな、と今更ながらに思います。
まとめましょう。まとまりましょう。
それは本来なら菅さんの役目なんですが、今こそリーダーシップ発揮して下さいよ。
お願いしますよ。こんな時だからこそ。
何とまあ、真面目な日記(苦笑
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